防災週間の企画でFMウイング(76.1MHz)のインタビューをうけました

FMウイング(76.1MHz)の取材

防災の日(防災週間)とは?

「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された啓発日で、日付は9月1日。毎年、この「防災の日」である9月1日を中心として「防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事」が実施されています。また、「防災の日」を含む1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われています。  (Wikipediaより転載)

9月6日で北海道胆振東部地震から1年

防災の日にあわせて、FMウイングのコーナーで防災特集が組まれていました。
そのひとつの中継にまつもと薬局を選んで頂き、防災に対する心構えを当薬局薬剤師より話させてもらいました。

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   ↑ インタビューの様子

インタビューの内容 (一部抜粋)

Q 防災とお薬はどう関係がありますか?

災害はいつ何時発生するか予測が困難で、被災時に怪我や、食中毒等の病気が発生する可能性が高く、それに備えておく必要があります。被災から 防災という観点ですね。さらには、胆振東部地震の際にも経験しましたが電気の供給が止まり、薬の供給も不安定になりました。そのため、普段薬を飲んでいたり、定期的に病院を受診している方は不安を感じたことと思います。被災時に起こる事態に対処するために使う薬、普段飲んでる薬がある方には症状の安定という観点でお薬や薬局は、防災と密接な関係があると考えています。

Q 災害時のために備蓄しておいた方がいいお薬関係のものとしては何がありますか?

お薬手帳ですね。東日本大震災の時にも大変認知されたと思います。胆振東部地震の際、病院も薬局もカルテと言われる患者情報は電子媒体での管理がほとんどですので、持っている事で患者さんも助かりますし、医療者にも非常にありがたいものになります。最近では電子お薬手帳の普及もあり、スマートフォンをお持ちの方には紙タイプのお薬手帳と合わせてお持ちいただくをお勧めしています。

Q 災害時の持ち出し救急セットにはこれを入れておくべき!というものはありますか?

普段飲んでいるがある方は、1週間程度+薬をもらった際にもらう薬の説明書を入れておくと安全ですね。
その他にも予期せぬ事態に備えるという点では、痛み止めや湿布薬、整腸薬、胃腸薬などでしょうか?その他には体温計、飲み水、消毒剤、小さいお子さんがいる方はオムツなども役立つでしょう。

最後になりますが、

9月12日には宮坂建設工業主催の第27回地域防災訓練(帯広南商業高校跡地)もあります。まつもと薬局もブースを出していますので、もっと詳しい話が聞きたいという方は是非お立ち寄りください!

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★同時に薬学生のインターンシップもイベントに合わせて受付ております。興味のある薬学生もどうぞご参加ください。★