新型コロナウイルス感染拡大にともない『抗原検査キット』の需要が増え、全国的にも手に入りにくい状況が続いております。
ここ十勝地方においても数か所でのクラスターの発生が確認されており、収束(終息)の見通しも立っておりません。
まつもと薬局では各店舗で在庫状況が異なりますが、【医療用】の『抗原検査キット』を在庫しております。
1日1回の情報更新にはなりますが、毎日の更新を心がけておりますので、必要時ご購入の参考にしていただければ幸いです。
抗原検査キット在庫状況
抗原検査キットの在庫状況は、まつもと薬局ホームページで見ることができます。
トップページから下にスクロールしていくと
『抗原検査キット各店舗在庫状況』の文字が!
このボタンが目印です。
クリックするとトップページには
▶店舗毎の合計在庫数
▶営業時間
▶販売価格
▶注意事項
などの情報があります。
各店舗に置いてある抗原検査キットの種類は異なるので、その内訳もみることができます。
抗原検査キットのメーカーホームページへのリンクや抗原検査キットの説明書へのリンクも付いているので、購入前にどんな検査キットなのか?調べるのにとても役立ちますよ。
抗原検査キット【医療用】【研究用】の違いは?
流通している抗原定性検査キットには、スーパーやドラッグストア、インターネット等で多く発売されていた【研究用】と、調剤薬局や医療機関で取り扱っている国の承認審査を受けた体外診断用医薬品に該当する【医療用】があります。
令和4年3月現在、承認を受けているものは厚生労働省のホームページで確認することができます。
医療用キットは医薬品医療機器等法(薬機法)で「体外診断用医薬品」として承認を受けて製造販売しているもので、研究用キットはそれに該当しません。すなわち、研究用キットはその品質・性能に基準が設けられておらず、品質にばらつきがある可能性があることが問題です。
SNS上で抗原検査キットで「陰性」だったのに、PCRで「陽性」だったとコメントされている製品は【研究用】キットがほとんどです。
※販売されている【医療用】検査キットの検査方法は、すべて鼻から検査する『鼻腔ぬぐい液』もしくは『鼻咽頭ぬぐい液』採取によるものとなっています。『唾液』検査のものをみつけたらそれは【研究用】検査キットである可能性があります。注意しましょう!
⇒ 厚生労働省配布資料リンク
こういった違いをきちんと把握して、薬局薬剤師から抗原検査キットを購入しましょう。
文責 まつもと薬局 大野伴和