あなたの腎臓病食は大丈夫?
今回の講習会では、「食べている量のカロリーやたんぱく質はどのくらいあるだろう?」をテーマに行いました。
自分が思っているエネルギーやたんぱく質量は実際と比べてどうなのか?確認も含めて行いました。
(1) バイキング形式で料理を選んで頂きました。
今回の料理は腎臓病用の成分調整食品を利用していないものが中心です。
(2) 計算します
とり終わった料理を栄養士が中心にエネルギー、たん白質、リン、カリウムと計算していきました。
実際量をみて、「たん白質がおおくなりすぎてるなー。」「エネルギーが少なくなってるね」などを一つ一つ確認し、他の料理に変更したり、カロリーアップ方法の説明などをしていきました。
(3) 皆で試食です
今回、自分の違っていた所や、日常での食生活の工夫など懇談をしながら会食しました。
ひと段落した所で、エネルギーやたんぱく質を調整するために、成分調整食品の紹介をしました。
今回のバイキングでみなさんも感じたように、日常の食品で腎臓病の食事を指示量通りに作るのは、毎日の料理の中で、自分の調整が難しい部分や、忙しい時などに腎臓病用の成分調整食品を有効に利用できるようアドバイスさせていただきました。参加者の皆さんは、普段とっているエネルギーの量やタンパク質量を知ることができて、今後の食生活の参考になったとても大変になります。喜んで下さいました。