病気によって食事療法は異なります。日常の食事療法を基本に、た んぱく質・リン・カリウム・塩分などを調整している食品を上手に利用することで、食事療法の維持や、調理の負担を減らすと言う効果が 期待できます。又、カルシウムや鉄などを強化した食品もあります。
どんなものがあるかと言うと・・・
≪主に腎臓病≫
≪糖尿病や高脂血症などの生活習慣病≫
≪貧 血≫
≪骨粗鬆症≫
成分調整食品の選びかた
- 自分の食生活には何が不足しているのかを見直してみましょう。
- 一日の食べる量の目安の確認をしましょう。
- いつ食べるものなのか(食前・食後・食時中等)確認しましょう。
注意したいこと
- たくさん食べる事で予防効果が上がるわけではありません。
- 食べることで病気が治るわけではありません。
- 食べ過ぎによる害について薬剤師や栄養士に確認しましょう。
マークの表示と内容について
調整食品にはマークが記された食品があります。
特定保険食品(トクホ)
身体の機能に影響を与える保健機能成分を含んでいて 「おなかの調子を調える」など特定の保健の目的が期 待できることを表示できる商品です。
《商品例》
- 飲料→食物繊維入り緑茶・ミロ・ファイブミニ
- 食用油→ヘルシーリセッター・ヘルシーコレステ・健康サララ
- ガム→リカルデント・ポスカム・キシリデント
- 納豆→金のつぶ・ほね元気
- 寒天→ぱぱ寒天・・・etc
特別用途食品(治療食品)のマーク
乳幼児用・妊産婦用・病者等の発育、又は健康の保持 回復に食することが適当な旨を記載し、かつ用途を限 定したものをいいます。 減塩商品のページへリンクします
《商品例》
- 乳児用粉ミルク→はぐくみ・ぴゅあ・E赤ちゃん低カロリー甘味料のページへリンクします
- 妊産婦用栄養バランスミルク→栄養バランスミルクビオママ
- 高齢者用咀嚼困難用レトルト→やわらかご飯シリーズ
- 減塩調味料→5%減塩醤油・だしわりつゆ
- 糖尿病用レトルト食品→ニチレイ糖尿病食
- ダイエット甘味料→シュガーカット・マービー(人工甘味料)・ラカント
特定保健食品、特別用途食品は「疾病リスクを低減させるのに役立つ」とお考えください。
それぞれの特徴、機能成分を理解した上で使用することが大切です。
健康が気になる方の為の食品でもあり、医薬品とは異なります。
薬剤師のイメージ病気治療のために使用するものではありません。
詳しくは薬剤師や管理栄養士にお問い合わせください。