1日の果物摂取の目安量は1単位(80kcal)です
食べ過ぎは中性脂肪が増えたり、糖尿病の改善の妨げになってしまします。
下記の目安を参考に、おいしく食べるようにしましょう。
1単位(80kcal)の果物目安量
バナナ 正味100g (中1本) |
りんご 正味150g (約1/2) |
キウイ 正味150g (1.5個) |
柿 正味150g (約3/4個) |
ぶどう 正味150g |
みかん 正味200g(小2個) |
パイナップル 正味150g |
梨 正味200g(約1/2) |
メロン 正味200g |
いちご 正味250g |
グレープフルーツ 正味200g |
いよかん 正味170g |
※単品で食べた時の目安量です。2種類以上食べる場合、表の量より減らします。
果物と野菜のちがい
野菜や果物はどちらにもビタミン、ミネラル、食物繊維を含みます。
野菜と異なる点は、果物にはブドウ糖や果糖といった糖質を多く含むことです。
果物を食べ過ぎると、糖質の取り過ぎにより、中性脂肪が増えてしまい、肥満の原因にもなってしまいます。
1日80kcal(1単位)を目安に食べることが理想です。
果物に含まれる栄養
1) 水分
果物の大半は水分です。
水分は、体の熱を下まし、体の渇きをうるおしてくれます。
暑い時期には、果物の水分は大切な体の栄養分となります。
2)糖質
果物に含まれるブドウ糖や果糖の糖質はエネルギーとして利用されます。
糖質1gには4kcalのエネルギーをもちます。
3)ビタミンC
ビタミンCには、風邪の予防効果や、美肌作り効果、鉄分の吸収促進、ストレスの緩和効果があります。
レモン、グレープフルーツ、オレンジ、キウイ、いちごなどに多く含まれます。
4)クエン酸
酸味成分のクエン酸は疲れた体をいやしてくれる効果やカルシウムとビタミンCの吸収を促進してくれます。
レモン、グレープフルーツなどのかんきつ系の果物に多く含まれます。
5)食物繊維
食物繊維は、発ガン性物質やコレステロールの排出、肥満や便秘にも効果があります。
生活習慣病への予防として大きな役割を持っています。
バナナ、りんご、なし、パイナップル、オレンジなどに多く含まれています。